2024.03.20
【子どもたちへのタッチについて】
タッチは、身体的、心理的、感情的な面からも
利点があるということが、さまざまな調査研究結果により
認められています。
発達障害や自閉症の子どもたち、
医療的ケアを必要とする子どもたちは、
タッチが不足しがちです。
そのような子どもたちにこそ沢山のタッチが必要であり、
沢山の愛のあるタッチを届けたい、そう思います。
銭形企画訪問看護ステーションCoCoの利用者さんの中には、
タッチセラピーを受けておられるお子さんもおられます。
ご興味がある方がおられましたら、いつでもお尋ねくださいませ。
銭形企画訪問看護ステーションCoCo 和田佳奈
(*国際リドルキッズ協会より、
小児がんタッチセラピー指導者資格認定を受けております。)
発達障害・自閉症の子どもたちへの利点
これまでの研究によれば、発達障害や自閉症の子どもたちに日常的にタッチセラピーを
行うことで、突発的な行動が少なくなり、
友だちと遊ぶときの社会性を向上させることが
分かっています。
またタッチセラピー後は、
周囲に気を配るようになるとも言われています。
タッチセラピーにより、
自閉症児の注意力を向上させ、
接触嫌い、衝動性などを軽減することができると言われています。
幼児へタッチの利点
体重の増加/脳神経への刺激/皮膚や筋肉の調子を整える
/リラックス/呼吸機能の改善/親子の絆づくり/愛着や自尊心の発達/
睡眠パターンの改善などがあげられます。
医療的ケアを必要とする子どもたちへの利点
筋緊張や萎縮の改善/関節可動域の改善/呼吸機能の改善
/睡眠パターンの改善/便通がよくなるなど消化機能の改善
/親子の絆づくり/リラックス/脳神経への刺激、
などがあげられます。