「子育て」も「キャリア」どちらも大事


肩書きを与えていただいたことが大きな自信に繋がりました。

デイサービス銭形 M.K

Q「現在デイサービス銭形さんで係長というお立場でご活躍されていて、子育ての真っ最中とお伺いしましたが。」

はい!その通りです。小学校高学年の娘と中学年の息子がいます。

Q「大きなお子さんがいらっしゃるんですね。それほど手がかからなくなる時期ですが、そろそろ女の子は難しいお年頃になられる頃なのではないでしょうか?」

そうなんです。若くで出産を経験したもので。娘はまさに反抗期の入り口といった感じです(笑) やっぱり女の子はませてますね。男の子のほうはまだまだ甘えん坊ですけど。

Q「お仕事とは関係ないのですが、思春期にかかる頃のお子さんを育てていらっしゃるお母さんとしては、具体的にどの辺りに難しさを感じていらっしゃいますか?」

なんと言うか、あまり思いを伝えてこないというか、抱え込んでしまうタイプなんでしょうねぇ。私自身も娘くらいの頃にはそういうところがあったので、無理に詮索するのではなく、話してくれた時によく話を聞いてあげるように心がけています。タイミングは娘に任せています。これからもっと難しくなると思いますけど(笑)
Q「なるほど、たいへん参考になるお話です。では、お仕事の話に戻りますが、福祉業界で働いて何年になりますか?」

21歳の時からなので、約9年になりますね。銭形一筋です!

Q「銭形一筋で、部署もこれまでデイサービス一筋でお勤めなのですか?」

はい! 新型コロナが激しかった時期に訪問介護のお手伝いをさせて頂いたこともありましたが、所属はずっとデイサービス銭形です。チームが素晴らしいので、これからもずっとこのデイサービスで働きたいと思っています。

Q「チームワークで利用者さんと関わることの大切さを実感されていらっしゃるのですね。ところで、このお仕事を始められた頃はすぐに適応出来たのでしょうか?」

介護職になる前は飲食店でホールスタッフとして働いていたので、利用者様との会話などにはそれほど苦労はなかったですね。ただ、介護の技術や知識がまったくないままこの世界に飛び込んだので、いま振り返ると、当時の私は介護の仕事をけっこう甘く見ていたように思います(笑) 例えば認知症の方がなぜ同じ話ばかりを繰り返されるのかすらわかっていなかったくらいですから。当時の先輩方にはよく𠮟られましたし、いっぱい迷惑をかけていたことが今ならよくわかります。

Q「これまでたくさん難しい場面もあったと思いますが、それでもこのお仕事を続けられたのはなぜでしょうか?」

間違いなくやりがいですね。介護の仕事をしている人ならみんなそうだと思いますが、利用者様の笑顔を引き出せた時や、『ありがとう』と言っていただけた時がすごくやりがいを感じます。
Q「未経験からのスタートということでしたが、技術的な部分、例えば入浴介助や排泄介助などありますが、ご自身がその技術に自信を持てるようになったきっかけなどがあれば教えていただけますか?」

もともと私はパート社員として入社したのですが、下の子が小学校へ入学したことをきっかけに正社員にしていただき、主任という肩書きを与えていただいたことが大きな自信に繋がりました。過剰な自信は事故をまねく心の隙にもなるので、いつも自分を戒めていますが、上の方から自分の仕事を評価してもらえたことは素直に嬉しかったです。

Q「現在、Kさんは主任の上の係長という役職に着いておられますが、福祉業界でそのように細かく役職を決められている会社はあまり多くはないですよね?」

そうですね。 フロアリーダーとか施設長なんかはよく聞きますけど、確かに珍しいかもしれません。私も係長という呼び名にはまだしっくりとは来ていません(笑) でも、この制度自体はスタッフ間の上下関係や立場の違いをはっきりさせるうえで、良い仕組みだと思っていますよ。
Q「このホームページをご覧になられている方々に向けて、私の働いている現場はこんな場所です、というPRをしていただけますでしょうか?」

まずは助け合える現場であるということです。困ったことがあってもすぐに相談できて、その場で解決できる。そういったチーム内の連携がしっかりととれている現場だと私は思います。

Q「その連携を築くために、いろんな試行錯誤が日々なされていると思います。Kさん自身が先輩から受けた指導で心に残っていることはありますか?」

間違ったところをその場で注意してもらえて、その場で解決策を提示してもらえたことが、未経験の私にとってはありがたかったですね。人の命を預かる仕事なので、自分の間違った対応を1つ1つ素早く修正してもらえる指導が、私には合っていました。

Q「現在は係長というお立場から後進の育成をされることもあると思います。育成方針などについてはどのようなお考えをお持ちですか?」

とても難しい質問ですね。正直なところ介護って何が正解なのかわからない面もありますからね。新人さんたちは周りが忙しくて質問しづらいということをよくおっしゃいます。なので、話しやすい雰囲気づくりを心がけたり、こちらからタイミングを見て積極的に話しかけたりするようにしています。まずは関係性を作らないと、心も開いてもらえないと思うので。

Q「Kさんは、この会社に入って良かったと思えることが何かありますか?」

うーん、そうですねぇ、いいことがあり過ぎて(笑) 社会常識すら足りなかった私に厳しくも優しくもしっかりと指導をしてくださって、本当に感謝しています。それと、子どもがいる職員にはかなり融通を利かせてくれるところですね。子どもが小さい頃、体がとても弱かったんですが、病気をした時など本当に職場のみなさんたちが支えてくれました。社長をはじめ、子育て世代の人が多い職場なので、理解があってすごく心強いです。

Q「銭形グループさんは、デイサービス以外にも、いろんなサービスを提供されていますが、他のサービスに興味をお持ちになられたことはありますか?」

放課後デイには多少興味があります。子どもが大好きなので、児童福祉についても学んでみたいという気持ちもありますが、実際のところは自分も一緒になってはしゃぎたいっていうのが本音ですかね(笑) うーん、でもやっぱり私はデイサービスからは離れられないかも。
Q「ご自身が提供しているサービスで特に得意とするところはありますか?」

お話とか、関わり合いが得意だと思います。

Q「いわゆる接遇と言われる部分ですね。接遇について意識していることはありますか?」

話しかけやすい空気ですかね。気軽に声をかけてもらいやすいようにしています。

Q「良い関係性を作るということの大切さは、利用者さんに対しても、後進の指導においても変わらず同じということなんですね。ちなみに、利用者さんから声をかけられて、嬉しかった言葉はありますか?」

『あんたに頼んだら間違いないわ。』って言ってもらえたことがあって、その言葉はすごくグッと来たので、今でも心に残っています。

Q「今後、一緒に働くかもしれない未来の後輩たちへ
一言お願いします。」

本当に色々と融通を利かせてくれる会社なので、遠慮せず、どーんと飛び込んで来てください(笑)

1日のスケジュール

8:30

出勤

 

8:40

送迎

送迎車でご自宅までお迎えにあがります。
送迎ルートはクラウドで管理されているので、スマートフォンを見れば、お迎え先、到着時間等が一目で分かります。

10:00

入浴介助

到着後順番に体温測定・血圧測定を行って、問題なければ入浴していただきます。

11:00

休憩

休憩室で、自分で作ったお弁当を食べています。

12:00

昼食

昼食前に、体操をしてから昼食の配食を行います。必要な方は、食事介助を行います。

13:30

レクリエーション

1Fでカラオケ、2Fで日替わりのレクレーション等を行い、皆様に楽しんでいただけるよう盛り上げます。
他に機能訓練の一部として、四季折々の外出や、外食にも行くので気分転換にもなります。

15:00

おやつ

毎日、日替わりでおやつを提供しております。

15:30

送迎

スマートフォンで送迎ルートを確認して、順番に送迎車でご自宅までお送りします。

17:00

終礼

今日の業務報告、明日の予定確認、クレドカードの読み合わせを行っています。

17:30

退勤

株式会社銭形企画
〒600-8357 京都市下京区黒門通五条下る柿本町594番地33
TEL. 075-353-4899 / FAX. 075-354-3037

株式会社銭形
〒600-8357 京都市下京区黒門通五条下る柿本町594番地13
TEL. 075-353-4880 / FAX. 075-353-4891
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